自分が腱鞘炎になってみないと人の痛みってわからないものです。私は10代の頃から腱鞘炎で悩んでいるのですが、最近になって本当に悪化してしまったのだなと実感しているのです。腱鞘炎の症状はいろいろとあるものなのですが、何が一番つらいって痛みが一番辛い症状かなと思いますね。

最初は自分が腱鞘炎だなんて想像もしなかったのですが、その理由は痛みがそれほど無かったからです。最初に感じた症状は腫れだったからです。もちろん全ての腱鞘炎の方が同じように腫れから腱鞘炎を感じるという人は少ないかもしれませんが、私は一番最初に気になったのは腫れという症状でした。

次に感じたのは痛みですね。腱鞘炎の痛みはなんとも表現が難しいと思います。ズキンという痛みでもありませんし、怪我をした時みたいな痛みを感じるのでもありません。私の場合は動かすと嫌な感じの痛みをじくじくと感じます。実は私の場合はこの痛みが一番嫌な症状です。

そして症状を自分で自覚していてもなかなか病院に行く事はありませんでしたから、どんどん腱鞘炎も症状が悪化していきます。最近では腱鞘炎の症状が出ているときに、手の親指を動かそうとすると筋が引っ張られるような嫌な痛みを感じます。この頃病院に通うようになりましたが、なかなか良くはなりません。

なぜかというと、腱鞘炎がかなり悪化している状態だったからです。この頃は親指を動かすだけで肩の方まで痛みが筋を通って登っていくような感じがしました。結局病院に行っても腱鞘炎はそう簡単には治りません。症状もおさまっている時もあれば炎症を起こしている時もあるという感じです。

腱鞘炎の症状の移り変わり

腱鞘炎の症状はその患者さんの状態によって違っています。でも腱鞘炎を発症して悪化してしまうまでのプロセスは多分同じような感じだと思います。最初はよく使う関節が腫れてきたり痛みを感じるようになります。そしてその状態が過ぎてくると痛みが頻繁に感じるようになります。

この時に自分は腱鞘炎なのだなと実感するようになります。多分この状態の時に病院に行っていれば多少症状は改善してくれると思いますし、治療後に関節の使い過ぎに気をつければいいのです。でも恐らく腱鞘炎になるからにはそれなりの理由があるのですから、そう簡単に関節を使わなくなるという事はまずありません。

すると今度は腱鞘炎がさらに悪化していきますので、腫れもひどくなるでしょうし痛みも当然ひどくなっていきます。そうなると湿布をしたり痛み止めを飲んだりするようになると思いますが、実はこれも一時しのぎでしかありません。実際に自分が経験した事なので手に取るようにわかるのです。

腱鞘炎の症状の悪化はこれだけでは済みません。実はさらに悪化する事になると、今度は腱鞘という部分を手術によって切除しなくてはならなくなるのです。腱鞘というのは本来私たちの関節を動かしている筋があちらこちらにいかないようにするための固定をするためのものですから、それがなくなってしまう事になります。

腱鞘は一度切除すると二度と再生はしません。腱鞘炎の痛みは去りますが、関節の動きに多少の影響を与えると考えられますので、できる事ならそんなに症状がひどくなる前に痛みを感じたら休めるとか、肩や首のコリなどをほぐすようにしてできるだけ炎症などの症状をおさえるように心がけるといいでしょう。