膝を強打してしまったために、後になってひどい目にあう事って意外とあるものなのです。私は子供の頃に公園の遊具から落ちてしまい、膝をコンクリートに強打してしまったのです。それでも身体が小さかったので歩けました。
そのため単に膝を強打しただけだろうと思い込んで、病院にも何も行かなかったのでした。もちろん膝をコンクリートに強打したわけですから、怪我をした時にはとても痛くて最高に腫れてしまったのを覚えています。多分膝があれほど痛かったのは他には無かったでしょう。
実はその怪我をした事を両親に言わなかったため、当然ですが病院に行ったりもしませんでした。いつの間にか自然に治ってしまったので忘れていたのですが、中学三年生のある日に急に歩けなくなりました。実はその頃には膝を強打した事は忘れていました。
病院に行って検査をした結果、膝の骨を骨折していた事がわかったのです。でも私には心当たりがありませんでした。すると先生が「ずっと昔でもいいから膝を強打した事はない?」と聞いたので、その時に始めてちょうど5年くらい前に膝を強打していたのを思い出したのです。
それからが大変でした。膝は粉砕骨折していたのですが、すでに治療ができる状態ではありませんでした。それから現在に至るまで膝の痛みとの闘いです。膝はとても重要な場所ですからもしも強打してしまったら、速やかに病院に行く方がいいとこの時思ったのでした。
膝を強打するとどうなるのか?
膝を強打すると、どんな事が起こるものなのでしょうか?私の場合は、膝の強打によって膝の骨が(脛骨)粉砕骨折していました。意外な事に膝の骨というのは色々なものがあるので、どれかが損傷を受けるものです。靭帯もたくさん集中しています。
膝の強打と靭帯とどのような関係があるのかというと、膝の関節はたくさんの骨があるので、その骨を固定するために靭帯がたくさんあるのですが、膝の強打によって靭帯が損傷を受ける事が十分に考えられます。そして重症化しやすいのです。
また、膝はスポーツをする人なら誰もが経験すると思うのですが、強打してしまうと正常になるまでの間に時間がかかってしまう事があります。なのでもしも膝を強打した場合には、応急処置をしっかりと行い、病院に行ってしっかりと治療を受けるべきです。
応急処置としては強打した部分をしっかりと固定して、氷やアイシングなどを行います。次にテーピングなどをしたりするのもいいでしょう。患部を動かさないように固定してから病院に連れて行きます。膝の強打で懸念されるのは骨折や靭帯損傷です。
膝の関節は複雑という事もあるのですが、日常生活を過ごすのにも必ず使う関節ですから、できるだけ早く治療をして普通に動かす事ができるようにするべきです。必要ならばリハビリなどを行わなくてはならない事もあるでしょう。まずは膝を強打したら病院に行く事です。
また、膝の関節は強打したりする事によってずれてしまったりするかもしれません。そうなると膝関節の圧力の問題が出てくる事があるので、膝の裏側に水が溜まるなどの症状として出てくる可能性もあります。
5年もたった後に骨折が発覚するなんて、さぞびっくりされ、また、完治が見込めないと診断され、心中お辛いことをお察しします。主様のケースは珍しいと思いますが、幼少時の大きな怪我は大人になってからも痛みが続くと聞きます。怪我せず遊べとは言いにくいですが、怪我したら最後までちゃんと治療させるのが親の役目でもあると再認識いたしました。
子供のころの遊びというのは単純だけれども危険が伴う遊び方でした。私も同じような経験がありますが、今現在も不自由なく生活できていますので、筆者の方のように骨折までは至らなかったのが幸いだったのかもしれません。子供の時のほんの些細な出来事がのちに一生引きずってしまうことになる、これは良くあることですができることならそういったことがなく生活していきたいですね。