世の中には不思議なことがたくさんあるものです。私の姉の話なのですが、私の姉は胃痛を感じると決まって背中の痛みも同時に訴えるのです。これは比較的若い頃からあるみたいで、ずっと胃痛と背中の痛みはセットで訪れるものなのだと認識してしまっていました。

でも若い頃というのは自分が何か病気なのかもしれないとは考えませんでしたので、胃痛と背中の痛みに何か恐ろしい関係があるものなのかどうかは考えた事がありませんでした。ところが、大人になってからもこの痛みはセットで訪れてくるのだそうです。

そうなると俄然、この胃痛と背中の痛みの関連性についてが気になってきたわけです。というのも胃痛がして背中の痛みを訴える人は珍しいと言われたからなのだそうです。ある日の事、最高に痛い胃痛がやってきて、それと同時に激しい背中の痛みに襲われた姉は、おどろいて病院に行ったのだそうです。

医師に自分の胃痛と激しい背中の痛みの事を訴えると、レントゲンや内視鏡などの検査を受けたのでした。検査の結果は胃が荒れているだけだったのです。なんともお粗末な結果だったのですが、この時医師の話によって胃痛と背中の痛みの説明がついたのだそうです。

医師の説明によると、胃痛を感じる神経と背中の痛みを感じる神経というのは近くにあるのだそうで、たまにですが胃痛と背中の痛みをセットで感じる人がいるのだそうです。姉はその数少ないタイプの人だったというわけなのです。

なんとも人騒がせな姉の胃痛と背中の痛みの関係でしたが、あっけなく説明がついたので今は胃がなるべく荒れないように気をつけているのだそうです。

本当は怖い胃痛と背中の痛みの関係

幸いにも私の姉の胃痛と背中の痛みは、単なる胃の荒れからくる胃痛と背中の痛みを感じる神経が同時に痛みを感じていたというだけのお話だったのですが、確かに胃痛と背中の痛みを感じる病気というのも存在しているのだそうです。例えば胃潰瘍の方は胃痛と背中の痛みを感じると聞きました。

胃潰瘍は胃の中に潰瘍ができてそれが破裂して出血したりするので、胃痛を感じるのは普通の症状だと思うのですが、その時やはり背中の痛みも感じたりするのだそうです。これが背中の痛みと胃痛が同時にくる時の怖い病気だと言えるのではないでしょうか?

しかも胃潰瘍は放置しておくと吐血したり下血したりの原因にもなりますし、その状態を放置しておく事によって胃癌に発展してしまわないとも限りません。なので胃痛と背中の痛みを感じたら放置はせずに、必ず病院などで検査を受けた方がいいと思います。

また、十二指腸潰瘍などの場合にも胃痛や背中の痛みを感じる事があるのだそうです。十二指腸潰瘍は胃潰瘍と同じように、十二指腸に潰瘍ができてしまう病気です。十二指腸潰瘍は胃に近い場所にある器官なので、胃痛と同時に背中の痛みも感じるのかもしれませんね。

いずれにしても十二指腸潰瘍も胃潰瘍も放置しておいても良い事は一つもありません。症状がひどくならないうちに治療を始めた方がいいでしょう。その目安が胃痛と背中の痛みなのかもしれません。