偏頭痛がひどいので仕事にならないという悩みがありました。あまりにひどいので病院で調べてもらったほどです。ところが病院で検査をしても特に問題となる病気や異変は感じられなかったのです。それでも私は偏頭痛によって吐き気が起こり、起きていられないほどの痛みに襲われるのです。

一つの病院ではわからないのかもしれないと思って他の病院に行ってみました。すると、次の病院で医師から不思議な事を聞いたのです。「コーヒー好きですか?」と。実は私は無類のコーヒー好きで、1日にコーヒーを何杯も飲む人だったので、コーヒーと偏頭痛が関係あるなどという事は知らなかったのです。

そこで医師に「コーヒーと偏頭痛に何か関係でもあるのですか?」と訪ねてみました。すると医師はコーヒーにはカフェインというものが入っていて、それが偏頭痛を引き起こすのだと説明してくれたのです。コーヒーを飲んだ事によって偏頭痛が起こるなんて、意外にも程がありました。

ところが、もっとよく聞いてみるとコーヒーのカフェインは、偏頭痛などを治す薬にも入っているのだそうです。つまりコーヒーは偏頭痛を引き起こす作用も持っていて、偏頭痛を治す作用も持っているのだという事になります。ではコーヒーを飲むべきなのか飲まないべきなのかどちらなのか?

素朴な疑問なので医師にぶつけてみると、「何事もほどほどに」という事でした。確かに私の場合は1日にコーヒーを10杯近くも飲んでいるのです。こんなに飲んでは良いものも毒になりかねないなと思いました。そこで、偏頭痛を引き起こさない程度の量を飲む事にしたのです。

すると確かに偏頭痛の回数は減ったとは思うのですが、完全になくなったとは言い難いのです。ですがコーヒーを何杯も飲んでいた頃よりも偏頭痛が減ったのは事実として受け止めるべきでしょう。

コーヒーと偏頭痛の関係

ここで疑問に思った事を自分なりに解決してみたいと思います。どうしてコーヒーは偏頭痛の原因にも薬にもなるのでしょうか?どうやったら自分にとっての適量を見つけ出す事ができるのでしょうか?それを見つけるには、まずカフェインの特性を知る必要があるでしょう。

コーヒーに含まれているカフェインには色々な作用を持っています。例えばコーヒーの中にあるカフェインの働きの一つには、血管を収縮するという働きがあります。実は偏頭痛の原因は血管が拡張してしまう事によって、痛みの神経を圧迫してしまうから起こるのだそうで、カフェインはそれを改善してくれるのです。

つまりコーヒーのカフェインが偏頭痛を治すというのは、適量を飲む事によって血管の拡張を通常に戻してくれるからなのだそうで、頭痛薬にカフェインが含まれているのは、血管の収縮をさせるためというわけなんです。これが偏頭痛にコーヒーが効くという理由の一つなのです。

ところが、適量というのは難しいものですよね。私のようにコーヒーが大好きで仕事の時にはコーヒーが欠かせないという人の場合、このカフェインを摂り過ぎてしまうわけです。すると血管が縮小しすぎてしまって酸欠状態になってしまうのでしょう。これも偏頭痛とコーヒーの関係なのです。

医師が偏頭痛を治したいのならコーヒーの量を適量にするようにと言った理由がわかりました。でも適量というのがとても難しいので、私の場合は1日に何杯までと自分で決めておいて飲む事にしています。